災害救助犬じゃがいもの犬種は何?性格は臆病でそれが原因で10回試験に落ちた?

災害救助犬のじゃがいもを知っていますか?

じゃがいもは2017年に災害救助犬となったワンちゃんです。

飼い主さん

災害救助犬じゃがいもの犬種はなんなのかしら?
災害救助犬じゃがいもは、東日本大震災が起きた直後に生まれたんだよね。災害救助犬になった経緯はなんだったんだろう?

飼い主さん

この記事はこんな人にオススメ!

・災害救助犬じゃがいもの犬種は何?
・災害救助犬じゃがいもは、どんな経緯で災害救助犬になったの?
・じゃがいもは10回も災害救助犬の認定試験に落ちた?原因は臆病な性格?

まなか

災害救助犬じゃがいもの犬種は何?どんな経緯で災害救助犬になったのか教えて!

というあなたのために説明していきますね。

災害救助犬じゃがいもの犬種は何?

災害救助犬じゃがいもは、フサフサとした黒い毛並みのワンちゃんです。

じゃがいもの犬種は雑種です。

災害救助犬じゃがいもは、東日本大震災が起きた3ヶ月後の2011年6月に福島県飯舘村で生まれました。

じゃがいもが生まれた当時は、東日本大震災での原発事故による混乱が起きていた時期なのよね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよね。原発事故の影響で、じゃがいもの飼い主さんも避難をすることになったんだよ

飼い主さんが避難することになったため、2011年8月にきょうだい5匹が岐阜市日野南・NPO法人日本動物介護センターに引き取られます。

しかし、他の4匹は新たな飼い主さんが見つかったんだけれど、じゃがいもだけが残されたのです。

それで、NPO法人日本動物介護センターの理事長の山口常夫さんがじゃがいもを災害救助犬として育てることにしたのよね

まなか

チワワ先輩

東日本大震災の直後に生まれて、飼い主さんが避難してセンターに引き取られても自分だけ飼い主さんが見つからなくて、災害救助犬となる訓練を受ける。ある意味、運命だよね

災害救助犬になる認定試験はどんなものなの

災害救助犬はレスキュードッグとも呼ばれます。

災害救助犬は、地震や台風・土砂崩れなどの災害で行方不明になっている人を優れた嗅覚で捜索するために特別に訓練されたワンちゃんのことを言います。

災害救助犬の認定試験の課題は、以下のようなものとなっています。

災害救助犬の認定試験の課題はこちら!
服従・・・訓練士の指示に忠実に従う
捜索・・・瓦礫(がれき)の中から被災者を嗅覚で探す

チワワ先輩

認定試験の課題の捜索では、騒音やサイレンが鳴り響く中で、4カ所の箱を調べて中に人がいるかどうか10分間の制限時間で伝えなきゃいけないんだよね
じゃがいもは、この捜索が苦手だったのよね

まなか

災害救助犬じゃがいもは10回も認定試験に落ちた!

そして、じゃがいもは災害救助犬の認定試験に10回も落ちてしまったのです。

ツイッター上に、その記録が残っていました。

2014年1月の時点でもうドキュメンタリーが作られていたのね!

まなか

チワワ先輩

じゃがいもは2012年11月から災害救助犬の認定試験を受けていたんだよ。2014年1月の時点で3度目の試験挑戦だったんだね

じゃがいもは2012年11月から、半年ごとに災害救助犬の認定試験を受験してきました。

しかし、初めはプレッシャーからか力を発揮できなかったのです。

チワワ先輩

じゃがいもは警戒心がとても強い性格だったんだよ。最初の試験では大きな音にも動揺しないか確認する課題で、その場から逃げ出しちゃって不合格になったんだ
なるほど、それが影響して認定試験の時も警戒しちゃっていたのかもしれないわね

まなか

最初の試験から半年後の再挑戦では、音には惑わされませんでした。

しかし今度は、土管の中に隠れた人の気配を感じて知らせるという課題が練習では出来ていましたが、本番ではできずに不合格になったのです。

チワワ先輩

練習ではできているけれど本番ではできない、ということが続いたんだね

なんとか、認定試験に合格するために訓練士さんは色々と工夫をします。

じゃがいもをわざと人混みの中を歩かせたり、訓練のご褒美を知らない人から与えるということをしたのです。

志村どうぶつ園の日本犬の里では死亡事故が起きていた!?終了した理由は何?

災害救助犬じゃがいもが災害救助犬の認定試験に合格!11回目の挑戦だった

そして、ついにじゃがいもは2017年6月に11回目の挑戦で災害救助犬の認定試験に合格したのです!

制限時間10分のところを5分くらいで課題を達成して合格したのよね!

まなか

チワワ先輩

じゃがいもは苦手だった捜索もできるようになったんだよね。諦めない姿に勇気をもらう人は多いよね

実際に福島の被災者の方は、『じゃがいもが頑張っているから自分も頑張れる』とじゃがいもの頑張りに力をもらっているようです。

災害救助犬じゃがいもが教科書に載る!?

そんなじゃがいもが教科書に載ることが決まっています!

じゃがいもが災害救助犬として認定を受けるまでのストーリーが、道徳の教科書に掲載予定なのです。

2020年度から小学校6年生向けの道徳の教科書(日本文教出版)に載る予定なんですよ♪

じゃがいもは『挑戦することの大切さ』を学ぶ題材として選ばれたのよね

まなか

チワワ先輩

確かに、じゃがいもの姿勢からは諦めないことの大切さを学ぶよね♪

何か辛いことがあった時は、10回も認定試験に落ちても諦めなかったじゃがいもの姿勢を思い出して頑張っていきたいですね。

じゃがいもが災害救助犬としてこれから活躍していくことを応援しています!

青森県の放浪犬ちくわちゃんの現在は?自然溢れるドッグランで幸せに暮らしている?

【まとめ】災害救助犬じゃがいもの犬種は雑種!11回目の認定試験で合格!

災害救助犬じゃがいもはこんなワンちゃん!

災害救助犬じゃがいもを調べてみたところ、以下のことがわかりました。

災害救助犬じゃがいもはこんなワンちゃん
1.2011年6月に福島県飯舘村で生まれる
2.飼い主さんが避難したため、きょうだい5匹と一緒に岐阜市日野南・NPO法人日本動物介護センターに引き取られる
3.じゃがいもだけ飼い主さんが見つからず、災害救助犬になることに
4.警戒心が強い性格で試験に落ち続ける
5.11回目の災害救助犬の認定試験で見事合格!
6.道徳の教科書に載る予定
じゃがいもは生まれた地の福島県飯舘村のPR大使にも任命されたのよね!

まなか

チワワ先輩

災害救助犬じゃがいもには、これからも被災地の方たちを勇気付ける存在であってほしいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です