犬が誤飲!うんちで出る大きさは?症状が出るまでの時間や胃に残ることもあるのか調査!

可愛い犬の飼い主さんとして最も心配な瞬間の一つは、愛犬が何かを誤って飲み込んでしまった時です。

犬が誤飲してしまうと、多くの疑問と不安が生まれてきます。

例えば、誤飲した物は自然に排出されるのか、そのサイズはどれくらいであれば安全なのか。

また、何らかの症状が現れるまでにはどれくらいの時間がかかるのか、さらに、物が犬の胃に長期間留まることはあるのかなど色々な疑問と不安が押し寄せてきますよね。

飼い主さん

犬が誤飲した場合に、うんちで出る大きさはどれくらいなのかしら?
うんちで出る大きさも気になるけれど、症状が出るまでの時間や胃に残ることもあるのか気になるわね

飼い主さん

この記事はこんな人にオススメ!
  • 犬が誤飲した!うんちで出る大きさは?
  • 犬が誤飲した場合の症状が出るまでの時間は?
  • 犬が誤飲したものが胃に残ることもある?
  • 犬が誤飲したけれど元気があるなら様子見でも大丈夫?
  • 犬が誤飲して腸閉塞になった場合の症状は?
  • 犬が誤飲した場合の体験談は?

まなか

犬が誤飲しちゃった!うんちで出る大きさは?症状が出るまでの時間や、誤飲したものが胃に残ることこともあるのかどうか教えて!

というあなたのために説明していきますね。

犬が誤飲した!うんちで出る大きさは?

犬が何かを誤飲した際、その物がうんちで出るかどうかは、誤飲した物の大きさや形状・質感に大きく依存します。

小さくて消化されやすいものであれば自然とうんちで出る・排出される可能性がありますが、大きくて硬い物や鋭利なものは消化管を傷つける恐れがあります。

消化管を傷つけてしまうというのは怖いわね

まなか

チワワ先輩

そうだよね。硬い物・鋭利なものを誤飲してしまうと、重大な健康問題を引き起こす可能性があるよ

誤飲した物がうんちで出る大きさ・サイズについては一概に言えませんが、犬の消化管を通過できるサイズであれば、数日以内にうんちで出る可能性があります。

一般的には、犬が誤飲しても安全にうんちで出る物の最大サイズは、犬の大きさや種類によって異なります。

小さな犬では直径1cm程度、大きな犬であれば2〜3cm程度の物が目安とされています。

ただし、これはあくまでも一般的な指標であり、実際には個々の状況によって異なります。

重要な点として、犬が何かを誤飲した場合は、以下の手順を取ることが重要です。

犬が何かを誤飲した場合の手順
  1. 落ち着く:パニックにならず、まずは犬が落ち着くようにしてください
  2. 状況を評価する:犬が何をどれくらいの量誤飲したのかを確認します
  3. 獣医師に相談する:犬の状態や誤飲した物によっては、獣医師の介入が必要です。特に、鋭利な物や毒物、電池などの誤飲は緊急を要します。
  4. 経過観察:獣医師の指示に従い、犬の様子を注意深く観察します。

犬が誤飲した物が自然に排出されるかどうかにかかわらず、誤飲してしまった場合は獣医さんの助言を求めることが最も安全で賢明な対応です。

専門家による適切なアドバイスと介入により、犬の健康を守ることができます。


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犬が誤飲した!症状が出るまでの時間は?

犬が誤飲した物によって、症状が出るまでの時間は大きく異なります。

症状が出るまでの時間は誤飲した物質の種類、量、犬のサイズや健康状態によって変わります。

犬が誤飲したもの別|症状が出るまでの時間
  • 毒物を摂取した場合:摂取後数分から数時間
  • 異物を誤飲した場合:数時間から数日
  • 鋭利な物を誤飲した場合:傷つけた部位によって異なるが、数時間から24時間以内
詳しく見ていきましょう。

毒物を摂取した場合

毒物を犬が誤飲した場合は、症状が出るまでの時間は数分から数時間です。

チョコレートやキシリトールガムといった特定の食品や植物を摂取した場合、速やかに症状が現れることがあります。

割とすぐに症状が出始めるから、早めに対応する必要があるわね

まなか

チワワ先輩

そうだね。だから、飼い主さんがいない時、ワンちゃんだけでお留守番させている時に誤飲してしまったりすると大変なことになってしまったりするんだよ

愛犬が毒物を誤飲したと気づいた場合は、すぐに動物病院に電話して状況を伝えてください。

電話して状況を伝えることで、優先的に診察してもらえることが多いです。

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異物を誤飲した場合

消化管を塞ぐような大きな物を飲み込んだ場合、症状が出るまでの時間は数時間から数日かかることがあります。

異物が消化管を完全に塞いでしまうと、嘔吐・元気のなさ・食欲不振などの症状が急に現れることがあります。

鋭利な物を誤飲した場合

鋭利な物が消化管を傷つけた場合、症状が出るまでの時間は、傷つけた部位によって異なります。

数時間から24時間以内には、何らかのサインが現れることが一般的です。

そして、こちらが誤飲した場合の症状の例です。

犬が誤飲した場合の症状の例
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 元気がない
  • 食欲不振
  • 腹部の膨張や痛み
  • 呼吸困難
  • 行動の変化

誤飲したものによっては、すぐに症状が現れないこともあります。

しかし、症状が見られないからといって安心せず、特に鋭利な物や毒性のある物を誤飲した場合は、直ちに獣医師の診断を受けることが重要です。

状況によっては、迅速な対応が犬の命を救うことにつながります。

誤飲事故を防ぐためにも、犬が口に入れる可能性のある危険な物は常に手の届かない場所に保管し、犬の行動を監視することが大切です。

犬が誤飲したものが胃に残ることもある?

また、犬が誤飲した物が胃に残ることがあります。

犬が飲み込んだ物の大きさ、形状、質のために、胃から小腸への移行が妨げられる場合があります。

このような状況では、物が胃内に長時間留まり、消化されずに残る可能性があります。

胃に残る可能性がある物の例
  • 大きい物体:犬の胃出口よりも大きい物は胃から小腸へ移行できずに残ります。
  • 非消化性物質:プラスチック、金属、ゴムなど消化できない材質は、胃内で分解されにくく、長期間残る可能性があります。
  • 繊維質の多い物体:ロープの一部、布などは、胃内でまとまってしまい、排出が難しくなることがあります。
犬が誤飲したものが胃に残っている症状
  • 吐き気や嘔吐
  • 食欲不振
  • 腹痛や膨満感
  • 便通の変化(便秘や下痢)
  • 全般的な不調や元気のなさ

対処法としては、やはり獣医さんに早急に連絡し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

動物病院では、誤飲した物の位置や大きさを確認するために、レントゲンや超音波検査を行うことがあるわよね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよね。小さくてかつ柔軟な物体は、内視鏡を使用して取り除くことができる場合もあるよ

ただ、物が大きく、自然に排出されることが難しい場合は、手術による除去が必要になることがあります。

誤飲した物が胃に残るということは、犬の健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

愛犬が誤飲したと気づいた時・異常を感じたら、速やかに獣医師の診断を受けることが最善の対策です。

犬が誤飲したけれど元気があるなら様子見でも大丈夫?

犬が何かを誤飲した場合、元気があるように見えても様子を見るだけでは十分ではない場合があります。

誤飲したものが胃に残ることはあり得ますし、犬が元気に見えるのは症状がすぐに現れないためかもしれません。

誤飲した物が消化管で問題を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。

犬が誤飲したものによっては、最初は元気に見えても、時間が経つにつれて急に病状が悪化する可能性があるのよね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよね。だから、犬が誤飲したけれど元気があるという場合も、必ず獣医さんに相談することをおすすめするよ

動物病院で診察を受けた後も、愛犬の症状を注意深く観察するようにしてください。

嘔吐や下痢・食欲不振・元気がなくなったなど、異常な症状が見られた場合はすぐに獣医さんに連絡してください。

誤飲事故では、早期の対応が非常に重要です。

誤飲した物が何であれ、獣医師に相談し、必要に応じて迅速に対処することで、犬の健康を守ることができます。

犬が誤飲して腸閉塞になった場合の症状は?

犬が誤飲したものが原因で腸閉塞が起こると、非常に深刻な状態になり得ます。

腸閉塞は、消化管のどこかが塞がれてしまい、内容物が通過できなくなる状態を指します。

これは緊急治療を必要とする医療状況です。

犬が腸閉塞になった場合に見られる症状には、以下のようなものがあります。

犬が腸閉塞になった場合の症状
  1. 嘔吐: 腸閉塞がある場合、犬は食べたものを保持できず、頻繁に嘔吐することがあります。
  2. 食欲不振: 食べ物を受け付けなくなります。
  3. 腹部の膨満: 触ると犬が痛がることがあります。腹部が硬くなることもあります。
  4. 便秘または排便の変化: 排便が少なくなるか、全くなくなることがあります。また、下痢を伴うこともあります。
  5. 元気がない: 痛みや不快感のため、元気がなくなります。
  6. 脱水症状: 長期間にわたる嘔吐や食欲不振により、脱水症状を起こすことがあります。

犬がこれらの症状のいずれかを示している場合は、速やかに獣医師の診察を受けることが重要です。

腸閉塞は生命を脅かす可能性があり、治療が遅れると状態が悪化することがあります。

獣医師は診察と必要に応じてX線撮影、超音波検査などの診断手段を用いて、腸閉塞の原因となっている物の位置と大きさを特定し、適切な治療を行います。

治療方法は状況に応じて異なりますが、内視鏡的除去や外科的手術が必要になることもあります。

犬が誤飲した場合の体験談は?

犬が誤飲した場合の体験談は、こちらにあります。

犬の誤飲による死亡例が主なものですが、愛犬を危険な目に合わせないためにも、一度読んでみることをおすすめします。

身近なものを愛犬が誤飲して死亡してしまうということもあるので、気をつけてくださいね。

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