犬はマンゴーを食べれる?冷凍したものを食べていい?アレルギーがあるかも調査!

マンゴーは甘くてみずみずしくて、本当に美味しいですよね!

マンゴーの旬は4月から6月までとされています。

犬はマンゴーを食べれるのでしょうか?

飼い主さん

犬はマンゴーを食べれるの?腎臓病の犬も食べていいのかしら?
犬にマンゴーを冷凍したものを食べさせていいの?

飼い主さん

この記事はこんな人にオススメ!
  • 犬はマンゴーを食べれる?食べていいの?
  • 犬にマンゴーを冷凍したものを食べさせていいの?
  • 犬にマンゴーを食べさせる場合は腎臓病に注意?
  • 犬はマンゴーを食べて大丈夫なの?

まなか

犬はマンゴーを食べて大丈夫なの?冷凍したものを食べさせていいのか教えて!

というあなたのために説明していきますね。

犬はマンゴーを食べれる?食べていいのか調査!

犬はマンゴーを食べれるのか、食べていいのか心配する人は多いです。

結論から言うと、マンゴーは犬が食べれる・食べていい大丈夫な果物です。

こちらが、マンゴーに含まれている主な成分です。

マンゴーのカロリー 100gあたり64kcal
たんぱく質 0.6g
脂質 0.1g
炭水化物 16.9g
カロテン 610μg
ビタミンC 20mg
カリウム 170mg
0.2mg
マグネシウム 12mg

マンゴーは甘いだけでなく、βカロテンやビタミンC、葉酸が豊富で、消化を助けてくれる消化酵素も含まれている為、犬もおいしく食べれる・食べていい果物と言えます。

この記事ではマンゴーを食べれるのか詳しく説明していきますが、中にはアレルギーを持っている場合の犬もいます。そのため、愛犬にマンゴーを食べさせる時にはアレルギーがないか注意しましょう。また、他にも注意する点もあるので、それらにも気を付けておくようにしまよう。


【関連記事】
『犬にぶどうは大丈夫』はデマ?死亡例もある?致死量についても調査!

犬はびわを食べれる・食べていい?びわの種はNG!?アレルギーがあるかも調査!

犬は桃を食べれる?腎臓が悪いなら注意?アレルギー症状についても調査!

犬は柿を食べれる?腎不全の子は柿を食べていいか・アレルギーがあるかも調査!

犬が食べて良いマンゴーの量は?

犬が食べれる・食べていいマンゴーは、1日にいったいどのくらいまでであれば食べていいのでしょうか?

「栄養素が豊富であればたくさん食べさせても大丈夫では?」と思うかもしれませんが、与えすぎは良くありません。また、メインのご飯として食べれるほどの栄養はマンゴーにはないので、ご飯としてではなく、おやつの1つとして与えるのがいいでしょう。

そして、犬が1日に食べていいマンゴーの量はその犬の体格などによって変わってきます。体格などによって、1日に食べれるご飯の量が変わってきますし、そのご飯から摂取する1日に必要なエネルギー量(1日に摂取する必要のあるカロリー)も変わってくるからです。

また、犬が1日に食べていいおやつの量は、1日に必要なエネルギー量のうち10~20%以内がいいと言われています。

以下は1日に食べれるマンゴーの大まかな目安量です。(おやつを10%以下で考えた場合)

犬が食べて良いマンゴーの量はこちら!
体重10kg未満の小型犬…約30g以下
体重25kg未満の中型犬…約50g以下

体重25kg以上の大型犬…約50g~約80g(体重40kgの場合)

食べていいマンゴーのおおまかな量はこのようになっているようです。これはあくまでも、おやつをマンゴーだけで考えた場合の食べていい大丈夫な量ですので、他にもおやつをあげるのであれば、その量はもっと少なくなるでしょう。

また、これはおおまかな目安であって、その犬の体格や、1日にどのくらい運動しているか、などによっても食べていい大丈夫な量は変わってきます。「食べれるから大丈夫だろう」と判断はせず、与えすぎないように注意しましょう。与えすぎてしまうと、アレルギーでなくとも下痢を起こしてしまったり、肥満に繋がる恐れもあります。


犬にマンゴーを冷凍させたものを食べさせても大丈夫 ?

では、犬が食べれる・食べていいマンゴーは、冷凍であっても食べれる・食べていいのでしょうか?

もしその冷凍マンゴーの原材料が、余分なものがなくマンゴーだけであれば、冷凍されていたとしても与えて大丈夫です。

しかし、冷凍されている冷たいものを食べたことによって、下痢になってしまう場合があります。

なるほど。マンゴーが理由というより、冷凍という冷たいものを食べたことで下痢になっちゃったりするのね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよね。お腹が弱い子であれば、余計下痢を引き起こしやすくなるかもしれないね

特に、夏場のように暑い日であれば、涼しくなるようにと冷凍マンゴーをたくさんあげたくなるかもしれませんが、基本的には冷凍されているものは与えないようにしたほうが、犬の身体に負担をかけずに済むでしょう。

どうしても冷凍マンゴーを与えたい場合は、たくさん食べさせず、少量だけを与える様にしてください。また、一度冷凍マンゴーを食べて下痢を起こしたことがある子には、それ以降与えないようにしたほうがいいでしょう。

冷凍されているマンゴー以外が一緒になって入っているミックスタイプの冷凍物の場合は、マンゴー以外の何かが犬の身体に害を与える可能性があるかもしれないので、そういったタイプの冷凍されているものは避けるようにしたほうがいいでしょう。

その他にも新鮮な生のマンゴーと違って、日にちが経過してしまったために冷凍したマンゴーは鮮度や栄養価が下がっていきます。そういった意味でも、冷凍マンゴーを与えるのは避けたほうがいいと言えます。

犬の中にはマンゴーを食べてアレルギー症状が出る子も?

先程までは、マンゴーは犬が食べれる・食べていい果物だということで説明してきました。しかし、最初の方では「アレルギーがある場合は注意が必要」と説明しました。これはいったいどういう事でしょうか?

基本的に犬はマンゴーを食べれる・食べていいのですが、実は、食べても大丈夫なのはアレルギーを持っていない犬の場合だけです。犬の中には稀に、マンゴーに対してアレルギーを持っている子もいます。もしマンゴーアレルギーを持っている犬が食べてしまうと、アレルギー反応が出てしまい、様々な症状を引き起こしてしまいます。

以下は、マンゴーアレルギーの犬が食べてしまった時に出るアレルギーの症状です。

犬のマンゴーアレルギーの症状はこちら
1.皮膚が赤くなる
2.皮膚を痒がる
3.皮膚に腫れや紅斑ができる
4.毛が抜けている箇所がある
5.肉球や特定の部位を頻繁にかじる
6.嘔吐する
7.下痢になる
8.ご飯を食べなくなる
9.1日の排便回数が多くなる

などの症状があります。マンゴーを食べてから、明らかに様子がおかしくなった場合は、すぐにかかりつけの動物病院に相談するようにしましょう。

初めて犬に食べさせる場合は、アレルギーを持っているかは分からないので、少量のマンゴーを様子を見ながら食べさせるようにすると大丈夫です。

食べた後に異常がなく、大丈夫だと判断できた場合のみ、またマンゴーを食べさせてあげてくださいね。もし食べた後で異常が出た場合はすぐにかかりつけの動物病院に相談し、アレルギーだった場合は以降食べさせないようにしてください。

犬にマンゴーを食べさせる場合は腎臓病に注意?

先程、アレルギーのある犬にはマンゴーを食べさせてはいけないと説明しましたが、アレルギーを持っていなければ、どの犬でもマンゴーを食べても大丈夫なのでしょうか。

実は、他にも注意しなければいけない場合があります。

マンゴーには様々な栄養素が多く含まれており、犬の身体にも良い影響を与えてくれます。その栄養素の中には、「カリウム」というミネラル成分も多く含まれているのですが、これには少し注意しなければならないのです。

というのも、腎臓病を持っている犬の場合はカリウムを摂りすぎてしまうと悪化してしまう可能性があります。健康体の子であれば、基本的にはカリウムを多く摂りすぎてしまう、ということはないのでもちろんマンゴーも適量であれば気にせず食べても大丈夫です。

しかし、腎臓病を患っている子の場合、腎臓がうまく機能できない状態であるため、余計に負荷をかけてしまい腎臓病の悪化や、腎臓病だけでなく他の病気に繋がってしまう恐れもあります。

マンゴーを少し食べたからといって、腎臓病が急激に悪化する、とまではいかないかもしれませんが、やはり大丈夫だろうという油断は禁物です。腎臓病の犬にマンゴーを食べさせてあげたい場合は、かかりつけの動物病院に相談し指示通りにするようにしましょう。腎臓病の子でも少しだけなら大丈夫とのことであれば、与えすぎず指示された量だけを与えるようにしてくださいね。

腎臓病以外の病気を患っている子も、マンゴーを与える前にまずはかかりつけの動物病院に相談し、食べさせても大丈夫という指示を受けた場合の時だけ与えるようにしてください。

腎臓病でも、腎臓病以外の病気であっても、まずは自己判断せずにかかりつけの動物病院に相談することでマンゴーを食べたことによるリスクを回避できるかもしれません。そのため相談した後で、指示された通りにしましょう。

犬にマンゴーを食べさせるときには必ず皮と種を取り除いた状態で!

犬が食べれる・食べていいマンゴーには、甘くておいしい果肉部分だけでなく、皮や種もありますが、それらは一緒に食べても大丈夫なのでしょうか?

結論からいうと、種や皮は与えてはいけません。

種は消化されにくいため負担をかけてしまいます。その結果、下痢や嘔吐を引き起こす可能性がありますし、マンゴーによっては大きい種もあるため、喉や腸などに詰まってしまう恐れもあります。その場合、窒息や腸閉塞など、命に関わってくる可能性もあるため、種はしっかり取り除きましょう。

皮も、種と同じように消化されにくいものです。それだけでなく農薬や殺虫剤といったような薬品が使われている場合、残っている可能性もあります。その結果、犬の身体に悪影響を及ぼしてしまう可能性があるので、こちらもやはりしっかりと取り除き、果肉部分だけを与えるようにしましょう。

【まとめ】犬はマンゴーを食べても大丈夫!アレルギーには注意

甘くておいしいだけでなく、抗酸化作用のあるβカロテンやビタミンE、身体の細胞の生産や再生を促す葉酸、筋肉や神経の機能調節や利尿作用を促すカリウムなど、マンゴーには犬の身体にとっても良い様々な栄養素が多く含まれています。そのため、犬はマンゴーを食べれる・食べていいと言えます。

しかし、その反面注意も必要です。

生以外の冷凍されているマンゴーは、少しであれば食べても大丈夫ではありますが、下痢になってしまうこともあります。なので、極力冷凍されているマンゴーを与えるのは避けてください。どうしても冷凍されているマンゴーを食べさせてあげたいときは、少量だけを与えるようにしましょう。

また、アレルギーを持っている犬に与えてしまうとアレルギー反応を引き起こしてしまうため、食べさせないようにする必要があります。腎臓病を患っている犬では、腎臓病の悪化や、腎臓病以外の他の病気へと繋がるリスクもあるため、まずはかかりつけの動物病院に相談するようにしてください。また、腎臓病でなくても、なにか病気を患っているのであれば、まずはマンゴーを与える前にかかりつけの動物病院に相談しましょう。

他にも皮や種をしっかり取り除いてから、果肉部分だけを与えるように注意してください。加工されたものは肥満のリスクだったり、犬の身体に悪影響を及ぼす可能性があるため避けるようにしてくださいね。

注意をしなくてはいけないこともありますが、マンゴーは犬もおいしく食べることができる果物ですので、おいしい季節になりましたらぜひ一緒に食べてみてくださいね。