買ったばかりの犬に寄生虫がいた!?回虫が出てきた場合の完治までの時間やプロセスを紹介!

買ったばかりの可愛い子犬に寄生虫がいた。

そんなことに直面したら、飼い主さんはゾッとしてしまいますよね。

飼い主さん

買ったばかりの犬に寄生虫がいることなんてあるの?
犬の便から回虫が出てきたらびっくりしてしまうけれど、しっかり対処法をとらなければいけないわよね。やっぱりまずは動物病院かしら?

飼い主さん

この記事はこんな人にオススメ!
  • 買ったばかりの犬に寄生虫がいた!?原因と対処法はこちら
  • 犬の便から回虫が出てきた!対処法は?
  • 犬に回虫がいた場合は完治までどれくらいかかる?
  • 犬が虫下しを飲んだ後はどれくらいで出てくる?
  • 子犬に寄生虫がいる場合の症状は?
  • 子犬に寄生虫がいるというのはブリーダーでもある?
  • 犬の寄生虫は他の犬や人にうつる?

まなか

買ったばかりの犬に寄生虫がいるなんてことがあるの!?回虫が出てきた場合の完治までの時間や、治療プロセスを教えて!

というあなたのために説明していきますね。

買ったばかりの犬に寄生虫がいた!?原因と対処法はこちら

買ったばかりの犬に寄生虫がいるなんて、飼い主さんからすると悪夢ですよね。

買ったばかりの犬に寄生虫がいるというのは、本当に心配だし、嫌な気持ちになるわね。大丈夫なのかしら?

まなか

チワワ先輩

基本的には大丈夫なことがほとんどなんだよ。とにかく、寄生虫がいると気づいたその日から治療をしてあげることが大事なんだ

買ったばかりの犬に寄生虫がいる場合、その原因として考えられるのは主に以下のようなものです。

原因

買ったばかりの犬に寄生虫がいる原因
  1. 母犬からの感染:特に子犬の場合、母犬からの垂直感染があります。妊娠中や授乳期に母犬から子犬へ寄生虫が移行することがあります。
  2. 環境からの感染:感染した犬の排泄物によって汚染された土壌や水を介して、寄生虫の卵や幼虫を摂取することによります。
  3. 他の感染動物:ノミやダニ、感染した他の動物からの直接的な感染もあります。例えば、条虫はノミを介して感染することが一般的です。

対処法

こちらが、買ったばかりの犬に寄生虫がいた時の対処法です。

買ったばかりの犬に寄生虫がいた時の対処法
  1. 動物医師の診察を受ける:寄生虫が見つかった場合、最初にすべきことは動物医師に相談し、適切な診断と治療を受けることです。
  2. 駆虫治療:動物医師は寄生虫の種類に応じて適切な駆虫薬を処方します。治療は一度きりでなく、完全に寄生虫を駆除するために数回にわたって行う必要がある場合があります。
  3. 環境の清掃と衛生管理:犬の寝床や遊ぶ場所、そして家の中を定期的に清掃し、寄生虫の卵が広がるのを防ぎます。犬の排泄物は毎日適切に処理してください。
  4. 予防措置の実施:将来的な寄生虫感染を防ぐため、動物医師の指示に従って定期的な駆虫処置を行います。また、ノミやダニの予防も重要です。
  5. 健康管理と観察:治療後、犬の健康状態を観察し、寄生虫感染の兆候が再び現れないか注意深くチェックします。定期的な健康診断を受けることも重要です。

ブリーダーから、またはペットショップで買ったばかりの犬に寄生虫がいたとなると、焦ってしまう飼い主さんも多いです。

ただ、しっかり寄生虫を駆除してあげるというのは大事なので、必ず動物病院に愛犬を連れて行って治療を受けさせてあげてください。

買ったばかりの犬ということだから、治療費はペットショップやブリーダーさんに請求できる場合がほとんどなのよね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよね。治療明細を必ず取っておいて、ペットショップやブリーダーさんに問い合わせてみてね

買ったばかりの犬に寄生虫がいた場合でも、適切な治療と管理によって健康を取り戻すことができます。

動物医師の指導に従い、適切なケアを提供することが重要です。

犬の便から回虫が出てきた!対処法は?

犬の便から回虫が見つかった場合、迅速な対応が必要です。

回虫は犬にとって不快であり、未治療の場合、栄養吸収障害や成長の遅れなどの健康問題を引き起こす可能性があります。

以下は、犬の回虫感染に対処するためのステップです。

犬の回虫感染に対処するステップ
  1. 動物医師に相談する
  2. 薬の処方と投与
  3. 環境の清掃
  4. 予防措置
  5. フォローアップ
  6. 家族メンバーの健康
詳しく見ていきましょう。

1.動物医師に相談する

便から回虫が見つかったら、速やかに動物医師の診察を受けることが最優先です。医師は正確な診断を行い、適切な治療法を提案します。

2.薬の処方と投与

動物医師は回虫に効果的な駆虫薬を処方します。この治療は、しばしば複数回にわたって行う必要があり、完全に寄生虫を駆除するためには、数週間にわたるフォローアップが必要になることがあります。

3.環境の清掃

回虫の卵は環境中に長期間生存することができるため、家の中と犬の遊ぶ場所を徹底的に掃除することが重要です。定期的に掃除し、便は毎日処理してください。

4.予防措置

他の犬への感染拡大を防ぐため、感染した犬と他のペットとの接触を制限します。

また、将来的な感染を防ぐために、動物医師の指示に従って定期的に駆虫薬を投与することが重要です。

5.フォローアップ

治療後、動物医師は便検査を再度実施し、寄生虫が完全に駆除されたかを確認します。

必要に応じて追加の治療が行われることがあります。

6.家族メンバーの健康

回虫は人にも感染する可能性があるため、特に小さな子供がいる家庭では、手洗いを徹底するなどの衛生管理に注意してください。

犬の回虫感染を目の当たりにした飼い主さんはびっくりしてしまうかもしれないけれど、子犬やワンちゃんにとっては比較的一般的な問題なのよね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよね。適切な治療と予防措置をとることで、ワンちゃんを健康にしてあげることができるから安心してほしいね

犬に回虫がいた場合は完治までどれくらいかかる?

犬に回虫がいた場合の治療プロセスや、完治までどれくらいかかるのか、詳細を見ていきましょう。

治療プロセス

治療プロセス
  1. 初期治療:駆虫薬の最初の投与後、犬は迅速に回虫を排出し始めることが多いですが、これは完治を意味するものではありません。多くの場合、薬は成虫にのみ効果があり、卵や幼虫には効果がありません。
  2. フォローアップと追加治療:完全な駆除を保証するために、動物医師は通常、数週間後に追加の駆虫薬を投与することを推奨します。これは、初回治療時に卵や幼虫だった寄生虫が成長し、成虫になった後に駆除するためです。
  3. 再検査:治療後、動物医師は便検査を行い、感染が完全に解消されたかを確認します。時には複数回の治療と検査が必要になることがあります。

回復までの期間

犬の回虫症で治療した後、回復までの期間がどれくらいかかるのか見ていきましょう。

回虫症から回復までの期間
  • 治療開始から完治まで:一般的には、治療開始後2〜4週間で大部分の回虫が排除されますが、完全な駆除と確認には追加の治療サイクルと数ヶ月かかる場合があります。
  • 予防策:回虫感染を防ぐために、定期的な駆虫薬の投与と環境の衛生管理が重要です。これにより、未来の感染リスクを最小限に抑えることができます。
なるほど。回虫症の治療は、治療を開始してから2週間から4週間くらいで大部分の回虫を駆除できるのね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよね。ワンちゃんによってはもう少し時間がかかってしまうことがあるから、必ず自己判断ではなく獣医さんに診察してもらって指示を仰いでね

犬の健康状態、年齢、および具体的な感染状況によって、治療と完治に必要な正確な時間は異なります。

犬の回虫感染に関しては、動物医師の指示に従い、適切なフォローアップケアを確実に行うことが重要です。

犬が虫下しを飲んだ後はどれくらいで出てくる?

犬が虫下し(駆虫薬)を飲んだ後で、どれくらいで寄生虫が出てくるのかについても見ていきましょう。

寄生虫が体外に排出され始めるまでの時間は、使用される薬の種類や犬の体内での寄生虫の状態によって異なります。

一般的に、駆虫薬を投与した後、寄生虫が便とともに排出され始めるのは24時間から48時間以内が一般的です。

しかし、以下の点を考慮することが重要です。

犬の虫下しに関する注意点
  1. 薬の種類:使用される駆虫薬によって、効果が現れるまでの時間が異なります。一部の薬は数時間以内に効果を示し始めるものもあれば、他の薬は数日かかる場合があります。
  2. 寄生虫の種類:治療されている寄生虫の種類によっても、排出されるまでの時間が異なります。回虫、鉤虫、条虫など、異なる種類の寄生虫がいる場合、それぞれに適した駆虫薬が必要です。
  3. 感染の重症度:犬の体内の寄生虫の量や感染の重症度によっても、完全に排出されるまでの時間が影響されることがあります。
  4. 薬の投与方法:駆虫薬は経口投与される場合もあれば、注射で投与される場合もあります。経口薬の場合、薬が消化管を通過し、効果を発揮するまでに時間がかかることがあります。

駆虫薬を投与した後、犬が寄生虫を排出し始めると、便に寄生虫が見られることがあります。

これは治療が効果を発揮している証拠ですが、感染が完全に解消されたかを確認するためには、後日獣医師による追加の検査が必要になることがあります。

犬が駆虫薬を投与された後の反応には個体差があり、一部の犬は薬による軽度の副作用(例:軟便や下痢)を経験することがあります。

異常な症状が現れた場合には、速やかに獣医さんに相談してください。

子犬に寄生虫がいる場合の症状は?

子犬に寄生虫がいる場合、以下のような症状が現れることがあります。

これらの症状は、寄生虫の種類や感染の重度によって異なる場合がありますが、一般的に見られる兆候には以下のものがあります。

子犬に寄生虫がいる場合の症状
  1. 下痢や軟便:寄生虫に感染している子犬は、下痢や軟便を経験することがあります。時には、便に血が混じることもあります。
  2. 体重減少や成長の遅れ:寄生虫が栄養素を吸収してしまうため、子犬が適切に成長しない、または体重が減少することがあります。
  3. 腹部の膨張:寄生虫の大量感染により、子犬のお腹が膨らみ、異常に丸く見えることがあります。
  4. エネルギーの低下:寄生虫感染により、子犬が普段よりも活動的でなくなり、体力が低下することがあります。
  5. 嘔吐:特定の種類の寄生虫感染は、子犬に嘔吐を引き起こすことがあります。
  6. 便や嘔吐物に見える寄生虫:回虫や条虫など、一部の寄生虫は便や嘔吐物の中で直接視認できることがあります。
  7. 貧血:特に鉤虫による感染では、子犬が貧血を発症することがあります。これは、寄生虫が血液を吸うために起こり、子犬の粘膜(例えば、口内や眼の下の粘膜)が薄く、白っぽく見えることがあります。
  8. 毛皮の状態が悪い:栄養不良の結果として、子犬の毛皮が乾燥して粗く、全体的に健康ではない外見を呈することがあります。

これらの症状のいずれかが見られる場合は、子犬を動物医師に連れて行き、適切な検査と治療を受けることが重要です。

寄生虫は一般的に治療可能であり、早期発見と適切な介入により、子犬の健康を守ることができます。

子犬に寄生虫がいるというのはブリーダーでもある?

子犬に寄生虫がいるというのは、ブリーダーから購入した子犬であってもあります。

寄生虫の感染は、子犬の出所やブリーダーの評判にかかわらず発生することがあります。

可愛い子犬に寄生虫がいるというのはショックだけれど、寄生虫は一般的なものなのよね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよね。特に若い犬にとっては避けられない問題の一つで、子犬が母親から感染するする場合もあるんだよ

子犬が母親から感染する場合は、胎内感染や授乳を通じて感染してしまうことがほとんどです。

良心的なブリーダーさんは、一般的に、販売する前に子犬に対して適切な健康チェックと予防措置(寄生虫の駆除を含む)を行います。

ただ、そこまでチェックしていても、子犬が新しいお家に迎え入れられた後で寄生虫が発見されることもあります。

これは、駆虫治療が完全に効果を発揮する前や、新しい環境での再感染が原因である可能性があります。

ブリーダーから子犬を購入する際には、以下の点を考慮することが重要です。

ブリーダーから子犬を購入する際に注意すること
  • 健康証明書の要求:子犬の健康状態と予防接種の記録に関する書類をブリーダーから提供してもらいます。
  • ブリーダーの評判:信頼できるブリーダーから購入することが重要です。良いブリーダーは、子犬の健康と福祉に配慮し、適切な医療ケアを提供しています。
  • 獣医師による初期検査:新しい家に子犬を連れて来たら、できるだけ早く獣医師に健康診断を受けさせ、必要に応じて寄生虫の治療を行います。
ブリーダーから子犬を購入する際は、そのブリーダーさんの評判が良いかどうかなどもしっかりと調べ、子犬の健康に関する十分な情報を得るための質問を準備しておくことも大事です。

予防接種や駆虫治療の履歴などについても、しっかりと聞いておくようにしましょう。

犬の寄生虫は他の犬や人にうつる?

犬の寄生虫は、他の犬や人にうつる・感染する可能性があります。

寄生虫の種類によって感染経路やリスクが異なりますが、一部の寄生虫はゾーンノーシス(動物から人への感染症)として知られています。

以下は、犬から他の犬や人への主な寄生虫感染の例です。

他の犬への感染

  • 直接接触:一部の寄生虫は、感染した犬の便に含まれる卵や幼虫を介して環境に拡散し、他の犬がこれらを摂取することで感染します。
  • 共有スペース:公園や庭など、感染した犬が利用した共有スペースは、寄生虫の卵で汚染される可能性があり、他の犬が感染する原因となります。

人への感染

  • 回虫と鉤虫:これらの寄生虫は人にも感染する可能性があり、特に子供は感染リスクが高いです。感染した土壌や砂場で遊んだ後、手を口にすることで卵を摂取し、感染することがあります。
  • 条虫:特定の条虫は、感染したノミを間接的に摂取することで人に感染する可能性があります。これは主に子供に見られる感染経路です。
  • エキノコックス:この寄生虫は、感染した犬の便によって汚染された食物を人が摂取することで感染します。重篤な健康問題を引き起こす可能性があります。

予防策

  • 定期的な駆虫処置:犬に対して定期的な駆虫処置を行うことで、寄生虫の感染を予防できます。
  • 衛生管理:特に外で遊んだ後や食事前は手洗いを徹底することで、寄生虫の卵を摂取するリスクを減らすことができます。
  • 環境の清掃:犬の排泄物は適切に処理し、庭や公共の場所を清潔に保ちます。
犬の寄生虫感染は、適切な予防と管理によって、他の犬や人への感染リスクを最小限に抑えることができるのよね!

まなか

チワワ先輩

そうなんだよ♪  心配な場合は獣医師さんに必ず相談するようにして、適切な予防措置をとるようにしてね